カーラッピングで後悔しない3つのポイント【個人編】
カーラッピングがおすすめなのはこんな人!
「人と違う、車に乗りたい!」「世界に1台しかない車に仕上げたい!」あなたは、そんな願望をお持ちではありませんか。
そういった方におすすめなのが、「カーラッピングフィルム」を使ったカーラッピングです。
メーカー純正のカラーにはない色に変身させたり、珍しいマット調やカーボン調にしたり、部分的に色を変えてアクセントをつけたりすることも可能です。最近では、カーラッピングフィルムの認知度もあがり、自分でカーラッピングにチャレンジしたい!という声が多く見受けられます。
一方で、「自分でラッピングするのは難しそう」と不安に思われている方、「以前チャレンジしたけど失敗した」などの苦い経験をお持ちの方なども多くいらっしる事でしょう。。。
そこで、カーラッピングなんてしなければよかった・・・と後悔しないために、チャレンジする前に、読んでいただきたい、「カーラッピングで後悔しないポイント」を3つ挙げさせて頂きましたのでぜひ最後までご覧ください。
ポイント1 カーラッピングフィルムは安さや色だけで選ばないで
カーラッピングをするにあたり、「こんな色にしたい」「マット調にしたい」などの希望をお持ちだと思います。
日本でも多くのフィルムメーカーから、カーラッピングフィルムが発売されていますので、ネット検索等で希望の色に近いものは見つかるのはないでしょうか?
ただ、ネット上では、あまり聞きなれないメーカーのカーラッピングフィルムもございます。安いから、色だけ気に入ってるからとそのカーラッピングフィルムを選んでしまいますと、思い通りに貼れず結果、材料を無駄にしてしまったり、満足できない仕上がりになってしまうリスクにつながります。主要メーカーだと、車の施工に合った特性のカーラッピングフィルムを多くを備えております。
例えば、シェアNo1のスリーエム・ジャパン(3M)のカーラッピング専用のフィルム※1は、
・曲面への施工にも対応する、より高い柔軟性を持ったフィルムである
・初期接着が弱く位置合わせがしやすい
・糊面にエア(空気)抜けしやすい加工が施してある。
・ある程度の年数までは、剥離した際に糊が残りにくい
・表面に保護フィルムが貼ってあるので、配送時や作業時に傷が入りにくい
これだけの特性を持っております。
他、主要メーカーもそれぞれ車に合った特性のカーラッピングフィルムを販売しておりますので、まずはそういった主要なメーカーから選んで頂くことがポイントの一つ目です。
※1 3M™ ラップフィルムシリーズ 2080・・・3M™ ラップフィルム シリーズ 1080/2080は、乗用車、デジタルガジェットへのラッピングを目的としたカスタム/装飾用ラッピングフィルムです。1524mmのワイド幅により、繋ぎ目のない1枚貼りで美しく仕上がります。更に、貼り付けが容易で、剥離性能に優れた粘着剤を採用しています。マット調、サテン調のほか、カーボンファイバー調、ヘアライン調など塗装では表現が難しいテイストが実現できるフィルムです。
ポイント2 小さく始める( まずはワンポイント施工にチャレンジ )
海外では、そこそこのボリューム(面積)のカーラッピングでも、自分自身で貼られる方が多いようです。「なんだかできそう」と思っているかもしれませんが、はっきり言います!いきなり多くの面積を貼ることは絶対に不可能です!!
まずは、部分的なカーラッピングから始めることをおすすめします。ミラーだけ、ドアだけ、ボンネットだけなど。それでも、曲面などもあり、かなり難しいです。
どういった道具を使うのか? ※1
どの部分から貼るべきなのか?
近くに詳しい方がいらっしゃるとよいのですが、なかなかすぐそばにラッピング職人がいるわけもございません。かなりニッチな業界ではあります。そこで、見ていただきたいのがYoutubeです。「ボンネットの貼り方」「ミラーの貼り方」などの動画が結構見つかります。「カーラッピングに必要な道具」などの動画もあるのではないでしょうか?
動画を見て、貼り方の研究をしてから、小さくトライしてみてください!
クルマラップでもカーラッピング講座の配信を行っていますので、人気のボンネット編を共有しておきます。
※1 初めてチャレンジする場合に揃えておきたい道具は、下記の5点です。慣れてきたら、自分に合うものを少しずつ買い足しましょう!
・マスキングテープ(100均のものでも可)
・強力マグネット(スピードマグ) できるだけ強力なものがよいため、プロショップでの購入がおすすめです。ひとまず2つあればOKです。
・カッター(市販のものでOK)刃はこまめに交換しましょう。
・スキージー 初めての方は、硬めのスキージーの方が滑りやすくておすすめです。慣れてきたら柔らかめのスキージーにも挑戦してみてください。
・ヒートガン カーラッピング専用のものを用意しましょう。5000円~10000円ぐらいであります。(ヘアドライヤーは、温度が低いので代用不可です)
ポイント3 事前確認を忘れずに
何事も事前確認(下準備)は大切です。ラッピングフィルムを施工する上でも、事前にご確認いただきたいことがございます。
まずお色ですが、ネットなどで色を確認する場合、画面(PCモニター)の色と、実際の色と違う場合がございます。画面の設定は気づいていないだけで明るめに設定されている場合、暗めに設定されている場合などがございます。「材料は購入したけど思ってた色と違った」などといった後悔が無いように、面倒かもしれませんが、事前に色サンプルの取り寄せなどが可能でしたら問い合わせてみてください。
貼った最初のころはよいのですが、時間の経過とともに、貼り換えたくなる、はがしたくなる時期が来るかもしれません。剥がすときのことも想定しておきましょう!材料にもよりますが、スリーエム(3M)のフィルムですと施工後、約3年は剥離時にのりが残りにくくなっています。貼り替えを検討される場合は、3年を目安にご検討ください。また、はがす想定の場合は、施工する箇所に「キズ」や「さび」などがないか?も必ずご確認ください。「キズ」や「さび」がある場合、はがす際に傷が広がったり、塗装がはがれてくる原因になることもございます。
事前のチェックは必ずお願いします。
最後に・・・
それでもやっぱり自信がないよ...という方は、、、、
カーラッピングの職人さんがいらっしゃるショップや施工業者に頼まれることをお勧めします。塗装と比較はできませんが、塗装に近いような仕上がりで施工してくれることと思います。まさに職人技!と思える職人に任せるのも後悔しないポイントだと思います。
最後までお読み頂きありがとうございました。