【NTT西日本様|事例紹介】滋賀の街を彩る「ひこにゃん」ラッピング。自動運転バスが社会に愛されるためのデザイン戦略

インタビュー協力
お客様NTT西日本様
ラッピングの目的滋賀県内での自動運転実証実験において、事業統括を担当。自動運転バスの社会受容性の向上を目的に地域に根差したIPである「ひこにゃん」「彦根城」を取り入れたバスラッピングを検討。
目次

はじめに

自動運転バスという最先端の技術をいかに地域住民に親しまれるものにするか。滋賀県彦根市で行われた実証実験において、その「社会受容性」を支えたのはスピーディーな提案と柔軟な対応が生んだ「ひこにゃん」のラッピングでした。
今回、弊社は滋賀県様へのプレゼンテーションの段階からNTT西日本株式会社 滋賀支店様をサポートし、採用をいただきました。
今回はNTT西日本株式会社 滋賀支店の太田様と石田様にお話を伺いました。

依頼の背景

中井

本日はお忙しいところありがとうございます。デコラティブシステム株式会社の中井と申します。

石田様(以下石田):こちらこそありがとうございました。NTT西日本 滋賀支店の石田と申します。

太田様(以下太田):同じく太田です。本日はよろしくお願いします。

中井

まずは御社と実証実験事業について教えてください

石田:弊社は西日本エリアの複数の地域で自動運転バスの実証実験を行っております。弊社は令和6年度より、滋賀県様の自動運転事業をサポートしております。

中井

バスへのラッピングは滋賀県様からのご提案でしょうか

石田:バスラッピングは、先行して実証実験に取り組まれる各地のバスを見ておりましたので、滋賀県様も弊社も頭の中にはあったと思います。そこで、「彦根市で実証実験をさせていただくのであれば、ぜひ”ひこにゃん”のラッピングにしましょう」とご提案をさせていただきました。

石田:自動運転バスの実装に向けては、国土交通省等の中央省庁においても、「社会受容性の向上」を重要な要素として位置付けています。新しい技術が、地域の皆さまに受け入れてもらえるように、愛され、知名度のあるキャラクターを用いることで「安心感」や「愛着」を生み出し、地域の皆さまに愛されるサービスを目指しました。

社会受容性とは

パブリックアクセプタンスとも呼ばれ、新しい技術や施設が地域社会から理解と賛同を得られて受け入れられる度合い。イノベーションの普及には必要不可欠な要素。

選定の決め手

プレゼンに向けて、迅速にイメージ画像を作ってくれた。その柔軟性と、企業規模に裏打ちされた安心感が決め手でした

NTT西日本 滋賀支店 石田氏
中井

最初のお問い合わせは滋賀県様へのプレゼン前でしたね

石田:そうですね。御社のHPを拝見して、デザインから施工まで最も柔軟に対応してくれそうな会社だと感じました。他にも複数社交渉はしていましたが、プレゼンに向けてラッピングデザインのイメージを作ってくださったことで、契約後も柔軟な対応をしていただけるのではないかという期待感があり、御社に依頼することに決めました。

太田:加えて、御社の事業規模も信頼に繋がった理由の1つです。もちろん、小さい会社だから信頼できないという訳ではありません。しかし、今回のプロジェクトは安全、安心が第一です。万が一にもラッピングの施工ができない、終わらないといった事態は避けなければなりません。そういった観点から、御社のようなしっかりとした事業基盤があれば、安心してお任せできると思いました。

ラッピングに対するお客様の反応

中井

実際に実証実験が始まっていますが、評判はいかがでしょうか

石田:一言で申し上げますと、とても評判は良いです。

石田:まず、私自身が施工完了した車両を見て、「とても綺麗に貼っていただけた」「想像よりも良い仕上がりだ」と感じました。さらに、実証運行開始時の出発式では、滋賀県知事や彦根市長等の来賓の方々からも、バスのデザインについて高評価をいただきました。
また、実証期間中は自動運転バスに乗りに来られたお客様、たまたま近くを通られた地域住民の方など、たくさんの方々から、バスのデザインについて喜んでいただきました。バスが通ると、皆さま振り向いていただいたり、カメラを向けていただいたりと、たくさんの注目を浴びていました。自動運転バスに対する共感や期待に、「ひこにゃん」と「彦根城」を取り入れたバスラッピングが大きく貢献してくれたと感じています。ラッピングのおかけで、実証実験そのものの注目度が上がっていると言っても過言ではありません。

中井

弊社としても嬉しい限りです。アンケート調査ではどのような意見がありましたか?

石田:アンケート調査では、ラッピングに関する設問は設けていませんでしたが、多くの方に「ひこにゃんを取り入れたバスラッピング」について好意的なコメントを記入していただきました。

中井

ありがとうございます。当初の目的である社会受容性の向上に貢献できた、ということですね。

最後に

最先端の自動運転技術と、地域に愛される「ひこにゃん」。一見遠い存在に思える両者を結びつけたのは、単なる装飾を超えた「社会受容性」という視点でした。

NTT西日本様が目指した『新しい技術を地域に溶け込ませる』という挑戦を、弊社の迅速なデザイン提案、大規模プロジェクトを完遂させる確かな信頼性が支えました。

知事や市長からも高く評価され、何より地域住民の皆様が笑顔でバスを迎える姿は、ラッピングが「技術と人の心をつなぐ架け橋」になった証と言えるでしょう。私たちはこれからも、お客様の想いを可視化し、社会に新しい価値を届けるパートナーであり続けます。カーラッピングを通じた課題解決は、ぜひ弊社にお任せください。

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